2011年5月27日金曜日

INSIDE JOB




       2008年 9月に起こったリーマンショック。  

       予想可能だった世界同時不況。 

       金融商品の信憑性に、いつしか”?”を感じてしまった自分にとって、

       それを肯定してくれる内容だった。






          近所では上映館がなく、東京は新宿の一か所、神奈川は

          このチネチッタのみ。

          初めて行ったが、さびれたモールといった風情。






               監督 チャールズ・ファーガソン



           映画は、完全なドキュメンタリー。 ハリウッドセレブは出てこない。

           全編に渡り、インタビューとマット・ディーモンのナレーションで構成されている。


          



      
            強力な兵器とも言える ”サブプライムローン” これに翻弄され

            家を失った世帯は600万。  あと900万は増えるだろうと

            言われていた .....  

            ホームレスになった人々は’テントハウス’に暮らしているようだ。 




   
           
          ご存じ Wall  St.

          ここのトップ達は誰も損をしていない ........ どころか、年収数億ドル、

          ボーナス10億ドル! の人もいた。

          数千万人の家を失わせ、世界中の銀行に損をさせた。

          私の知人にも、大きな損害を被った人がいた。

          その損は、彼らの何百、何千億円の収入に置き換えられ、

          予想された破綻後、誰もお金を返さない。

          誰も処罰されていない。



          この作品の日本における観客動員数は、おそらくパイレーツオブカリビアンの

          10%にもとどかないのではないか .......

          しかし、’株式や金融商品、投資’ といった物に一喜一憂する方々に


          是非! 見てもらいたい!!!


          I was seen this Film by your information of Blog, Thank you Ma!




                          *****以下、有識者の弁*****

           個人投資家にとっても勉強になる。自分で理解できない投資商品は絶対買わないこ 
           と、同じく理解できない金融契約は絶対しないこと、国民としては、政府(財政)の運営を
           きちんと見張ること(日本も米国同様、大変危うい状況)。
 
         また、そもそも、そんなにうまい話は世の中にあるほうがおかしいし、“強欲”になりすぎる
           ことは、まず“人”として問題である。

しゅくわ・じゅんいち
博士(経済学)・映画評論家・エコノミスト・早稲田大学非常勤講師・ボランティア公開講義「宿輪ゼミ」代表。1987年慶應義塾大学経済学部卒、富士銀行入行。シカゴなど海外勤務などを経て、98年UFJ(三和)銀行に移籍。企画部、UFJホールディングス他に勤務。非常勤講師として、東京大学大学院(3年)、(中国)清華大大学院、上智大学、早稲田大学(4年)等で教鞭。財務省・経産省・外務省等研究会委員を歴任。著書は、『ローマの休日とユーロの謎』(東洋経済新報社)、『通貨経済学入門』・『アジア金融システムの経済学』(以上、日本経済新聞出版社)他多数。


 



                
       

1 件のコメント:

  1. よかった!
    最近すごい仕事とかに興味が湧いてきたよ。
    一生懸命勉強して、将来好きな事できるようになりたい。

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