2011年5月11日水曜日

どうする?




ふたりの犯罪者が逮捕された。ふたりは共犯である。警察はふたりを別々の取調室に隔離して、司法取引を持ちかける。

ふたりが逮捕された軽微な犯罪容疑ではなく、警察はふたりが過去に共同で行ったもっと重大な犯罪の証拠を探しているのだ。


       ***  ふたりとも黙秘をしていれば、懲役1年で済む。 ***
 

しかし、もしひとりが司法取引に応じて相棒の犯罪の証拠を証言すれば、その者は罰金刑に減刑され、相棒は懲役10年の重罪で起訴される。

そして、もしふたりともが司法取引に応じれば、ふたりとも懲役8年になる(ふたりとも懲役10年相当の罪で起訴されるのだが、おのおの司法取引で若干減刑されるわけだ)。

お互いの囚人は相手がどう出るかはわからないが、このルールをお互い知っているとする。


         ひとりだけ抜け駆けすれば片方が得をするが、


    ***  ふたりとも抜け駆けすると結果としてふたりとも損をする。 ***


抜け駆けをするかしないか、囚人はジレンマに陥ることになる。

ゲーム理論の研究によれば、このような状態の場合は囚人は常に、


        *** ふたりとも裏切りを選択するということが知られている。 ***






 興味深い話を見かけた。  犯罪者は罪を償うべきなのですが ..........

これをビジネスに置き換えると、なかなか深い!  一人勝ちする企業のトップは、

抜け駆けする人? 資本主義だし、自由競争だし .......................


現在の日本のように市場規模が大きくなりにくい場合、誰かが10%勝ちを増やすと、他の誰かが

負けを10%増やす事になる。 倒産して路頭に迷う人も出る。




 
              
                上手いサーファーは、波をとれる! そして、






                       波を分け合う !!!

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